バングラデシュ 日本車・中古車輸出ビジネス

バングラデシュ自動車産業

このページではバングラデシュ進出ナビの企業会員様からも事業投資として人気が高い中古車輸出入マーケットの概要や事業投資(立ち上げ)に必要なファクターについて解説していきます。中古車・バイク・建設機械や産業機械などの重機・機械部品・カー用品などの分野でビジネスや投資をお考えの方は必読のコンテンツです。

バングラデシュの中古車市場

バングラデシュの自動車販売・流通産業は事業投資分野として人気が高く、今後も国民所得の増加に伴い大きな成長が見込まれる分野と言えます。関税の高さから新車よりも中古車マーケットが主軸になっています。そして日本の中古車が9割程度の圧倒的シェアを誇り、うちトヨタがダントツのトップシェア、次いでホンダ・三菱・日産などの日本勢が追随していますが日本車は「Japanese Quality」の象徴としてその品質の高さから、メーカーの垣根を超えてバングラデシュ消費者から絶対的な人気と支持を得ています。

中古車市場のポテンシャル

発展途上国の定説として、一人当たりのGDPが1000ドルを超えると白物家電が普及し、2000ドル前後でバイクなどの二輪車、そして3000ドルを超えると自動車が普及する目安と言われています。2017年(2016/72017/6)バングラデシュ1人当たりのGDPは1,610ドルですが、2017年11月に日本の本田技研工業株式会社が二輪車生産拡大のため新工場の建設をスタートしていことを考えると、平均値は間もなく2000ドルを超えてくる予想されます。尚、1610ドルというのはバングラデシュ全土を押し並べた数値です。都市部は更に高く、特に首都ダッカ市では既に3000ドルを超えていると言われていますので、自動車普及のラインは既にクリアーしていることになります。

バングラデシュへの中古車輸出台数はアジア12位。日本中古車輸出業協同組合のデータによると、近年の輸出台数は、2013年に13,033台、2014年は19,770台、2015年29,189台、2016年32,556台、そして2017年は約35,000台となっており、2018年度以降も右肩上がりの増加が予想されていますが、バングラデシュの人口約1億6千万人に対してこの台数はまだまだ少ないと言えます。現在は所得中流~上流層がメインの購買層となっていますが、近年の経済成長率は7%台と高水準を維持しており、国民の所得も増加しているので今後も自動車関連マーケットは更に成長すると予想されます。

どんな車種がバングラでは売れてるの?

人気車種としては乗用車ではアリオン、プレミオ、アクシオ(5年落ちで600万円程度)。関税は排気量で累進課税になり最低税率が約155%で最高税率が600%。ワンボックスならハイエース、ファミリーカーならノア、ボキシィ、SUV(バングラではジープと呼ばれる)ではハリアーとプラドアリオンがとても人気です。

規制緩和にりチャンスは更に拡大

バングラデシュでは2017年~2018年に掛けて規制緩和が行われガソリンと電気を燃料とするハイブリッド車の輸入が解禁されました。それまでは天然ガスを燃料にしていましたが、コスト面の合理性を考え政府としてはガソリン車やハイブリッド車の普及を推進していくので、特に2019年以降、車種の選択肢が増え日本の輸出事業者にとってはチャンスが広がっていると言えます。

中古車輸出事業への投資・立ち上げについて

バングラデシュ進出ナビでは「中古車輸出事業を立ち上げたい」、「この分野での事業投資を検討したい」という投資家・企業様向けに立ち上げから収益化するまでの工程、及びノウハウを提供しています。尚、こちらのコンサルティングメニューにおいては、実際にバングラデシュへの中古車輸出事業を展開している弊社の知見・ノウハウ・実績(軌道に乗せるまでの成功・失敗事例を含めた)を提供しますので、より現実味のある情報をもとにバングラデシュ中古車輸出事業の参入が可能になります。

コンサルティングメニュー(3部構成)

立ち上げノウハウ・工程
  • 立ち上げに必要な許認可と申請方法
  • 中古車の仕入れ・在庫管理
  • バングラデシュでの販売・流通網の構築
  • 貿易(車輛の輸送・管理)の仕組み作り
  • 決済・資金回収・財務管理
  • 日本とバングラデシュ間での事業マネジメント
  • 競合との差別化・事業戦略の立て方
事業を始める上で気になる点
  • そもそも儲かるのか?利益率は?
  • 失敗しないためリスクヘッジ
  • 関税・法律面について
  • 人気車種等の最新情報
  • バングラ中古車マーケットの特性・特殊性について理解する
実例による事業収支公開
  • コスト・売上・利益の収支表
  • 売掛・買掛・キャッシュフロー
  • 資金繰り

お問い合わせ

バングラデシュ中古車輸出参入のコンサルティングサービスにご興味のある方は以下の専用フォームからお問い合わせください。

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