バングラデシュの投資環境について
今日から4月がスタート!本日から新たな期をスタートされた会社さんが多いと思います。バングラ進出ナビを運営している株式会社クリエイティブも引き続き、バングラデシュと日本の懸け橋として頑張って参ります。
今回のブログは中東系の大手メディアが報じた「今後のバングラデシュ市場について」の報告書をご紹介致します。
1億7千万人という人口の多さ、安定した経済成長率、豊富な若年層労働者。この3点はバングラビジネスをかじった事のある人なら、ご存知ですが、最近、新たな視点でバングラデシュが注目されています。
それは・・「立地的優位性」
中長期的に大国になると言われているインドの隣国である点、更に両国の関係性がとても良い点は国際的に注目を浴び始めているようで、インド進出の脚掛けとしてハブ的役割を今後担っていく国になると予想されています。
更に、中国→カンボジア→タイ→ベトナム→ミャンマー→バングラデシュ→インド→イラン→トルコを繋ぐ【アジアハイウェイ構想】において、バングラデシュは中間国になっているので、ヨーロッパとアジアの流通においてハブ的な存在となるようです。
ライブドアニュースを真似してざっくりまとめてみると
①安定した経済成長
バングラデシュの経済成長率は過去10年6%を維持し2015年は6.8%と引き続き高成長を維持しています。
②政府による投資環境整備
民間企業の投資環境整備を政府が全力バックアップしており、特に専門輸出加工区(EPZ)では外資系企業に対してあらゆる優遇措置を講じている。
③今後5年で経済規模が1.6倍に
経済規模は現在180億ドル(約2兆)で、IMFによると、2021年の市場は、300億ドル(約3兆3000億)に成長すると予測されています。
④若年層が支える労働市場
人口の57%が25才未満と若い労働力が豊富、且つ、25才未満の72%が大学卒業で高度教育が行き渡り始めている。更に毎年、200万人の25才未満労働者が労働市場に輩出されている。
⑤バングラデシュの立地的優位性を最大化
バングラデシュは【インド】、【中国】、【ASEAN諸国】へのアクセスが良く、ハブ的な役割を担える立地である。
⑥エネルギーインフラの政府補助
電気ガスなどの生活インフラを一般市民が安く利用できるよう政府が補助の仕組みを強化している。※バングラ語でSbalpadameと呼びます。
⑦輸出面での関税メリット
バングラデシュで生産された商品は、EU、カナダ、日本において関税が掛からない。
http://www.kalerkantho.com/print-edition/industry-business/2016/03/28/340998
4月からクリエイティブも新たなプロダクトやコンサルティングサービスをいくつか立ち上げていきます!是非ご期待ください。バングラデシュでのビジネスをお考えの方はクリエイティブまでお気軽にご相談ください。
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