ダッカ市内のレストランで発生したテロについて
本日のブログは、連日報道されている2016年7月1日(金)の夜に発生したバングラデシュ・テロ事件について書かせて頂きます。まずは、今回の事件で犠牲になられてしまった方々のご冥福をお祈り致します。1971年の独立以来、最初に国家として認めてくれた日本。そして過去、現在まで多大な支援をしてくれて、将来の可能性に期待し様々な支援をしてくれている日本に対して、今回の事件は「恩を仇で返してしまった」という印象が強く、残念、悲しい、そして、日本の皆さんに対して、とてもとても申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ISの犯行?それとも・・?
民間報道機関や政府の見解を含め、武装グループの属性や関連情報が飛び交っていますが、それら云々を追求する以前に、私にとっては、祖国であるバングラデシュ人が・・バングラデシュ発展のために、尽力頂いていた日本人の方々を殺めてしまったという紛れもない現実を突き付けられた事が、本当に本当に残念で仕方ありません。たとえ、いかなる理由があろうとも、罪なき尊い人命を奪った犯行グループは許すことができませんし、テロ撲滅に対するバングラデシュ政府の対応や対策を含め、二度とこのような事が起こらないよう切に願うばかりです。
弊社をご支援頂いている皆様へ
皆様には大変ご心配をお掛けしております。テロ事件発生後、クライアント(投資家様)や協力者様、関係者様など多方面からお問合せを数多く頂いておりますが、同時に、恐縮ながら、お気遣いのメッセージやメールも数多く頂いています。
今回のテロ事件で、恩を仇で返してしまったバングラデシュに対し、嘘でもこのような温かいお言葉を掛けて頂ける日本の皆さんは本当に凄いと思いますし、不謹慎だと思わないでほしいのですが、そんな日本や日本人の皆さんと一緒に仕事ができる自分を幸せに感じています。投資家の方々にも、変な気を遣わせてしまい、本当に申し訳ありません。
弊社としての今後の対応について
残念ながら、過去に戻る事はできないので、【テロ事件が発生した事実】はもう変えられません。弊社の手掛ける不動産ビジネスは内需型ビジネスなので、今のところ、テロ事件による直接的な影響はありませんが、今回の事件を機にバングラデシュが国際的に大きな十字架を背負ってしまった事は確かですし、心象的に大きな痛手を受けていることは確かです。
弊社ではこの事実にしっかり向き合いながら、バングラデシュの発展と可能性に投資して下さっている皆さんの期待に応えられるよう、引き続き、精一杯、皆さんをサポートしていく所存です。何か少しでもわだかまりやご不安などがある場合は、遠慮なくお問合せ頂ければと思います。
報道機関の方々へ
テロ事件発生以来、各メディアや出版社の方々から数多くの問い合わせを頂いていますが、お亡くなりになられた方々のご家族や関係者のお気持ちを考えると、対応する気持ちになれませんので、大変申し訳ありませんが、本件に関する個別質問についてはお答え致しかねますのでご了承ください。弊社の見解はこちらのブログ、またはSNSにて発信して参ります。