バングラデシュが初となる成長率7%を突破!
この10年間、安定して経済成長率6%台を維持してきたバングラデシュですが、2015年7月~16年6月の成長率が初めて7%を超える見込みになりました。ゴールドマンサックスが命名するネクストイレブン(BRICsに続く経済大国予備軍11ヶ国の総称)の一国であり、アジアにおける筆頭成長国の一つとして位置付けられています。
また、2015年には安倍首相がバングラデシュ訪問し、6000億円の円借款を決定。これらの資金をエネルギー・土木・建築・不動産インフラに活用する事になっています。更に、バングラデシュ政府では日本専用の投資庁を設置。今後、日本企業進出にとっては、大きな追い風になると予想されます。
産経新聞が報じた記事(引用)
バングラデシュは、今年度(2015年7月~16年6月)の国内総生産(GDP)成長率が7%超となる見通しだ。同国政府によると、15年7月~16年3月の成長率は7.1%で、前年同期の6.6%から加速。カマル計画相は、年間成長率が政府が目標とする7%初突破の達成はほぼ間違いないとの見通しを示した。現地英字紙デイリー・スターなどが報じた。
今年度3月までの成長率の内訳は工業が10.1%で前年同期比0.4ポイント減、サービス業が6.7%で同0.9ポイント増、農業が2.6%で0.7ポイント減だった。1人当たり国民総所得(GNI)は前年同期から150ドル(約1万6520円)増加して1446ドルだった。
同国は、輸出も好調を維持している。同期の輸出額は前年同期比9%増の229億ドルだった。専門家によると、輸出額の8割を占める主要品目の衣料品が、夏を控えた欧米で需要が伸びたのが要因だ。
カマル計画相は好調な経済について、政治の安定が要因と分析。「(1971年の)独立以来、初めての7%成長を実現する」と述べ、バングラデシュ経済にとって大きな一歩になるとの見解を示した。
引用元:http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160520/mcb1605200500009-n1.htm
バングラデシュは情報不足のため注目度が低かった
バングラデシュは、アジアの一国なのですが、ASEANに入っていないため、その経済状況に関する情報が殆どありませんでした。日本国内に流れる情報はサイクロン被害とかIS関連のBAD NEWSが多く「単なるかわいそうな国」のイメージが強かったため、日本企業の注目度はかなり低かったのですが、最近、大手メディアの報道が少しずつ増え、ようやく新たな進出・投資国として位置付けられてきたように思います。
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