バングラデシュ不動産ビジネス
今回のブログも、引き続きバングラデシュの基本情報について、皆様から受けた質問の回答です。
Q,不動産ビジネスが、バングラデシュで一番伸びているビジネスと聞きますが、なぜ?
A,バングラデシュは世界第7位、アジア第4位の1億6千万人以上の人口を持つ国で、1平方㎞あたりの人口は、1100人以上と世界1位となっています。国土は、日本の北海道本島の2.5倍なのに、人口は日本の1.5倍もあるバングラデシュ。
人々の生活に、一定の土地は不可欠である事を前提にすると、土地の価値は相対的に高くなるのは当然ですが、皆さんもご存知のように、近年のアパレル産業の発展により、産業構造が農業から工業へシフトしています。
農業→工業化が進み、労働者の安定雇用と所得向上に伴い、マイホームを購入したい層が増えると、土地不足のバングラデシュにおいては、自然に地価が上がりますよね?
ちなみに、バングラデシュ全土における、地価は、過去5年で5倍~10倍UPしています。
更に、凄いことに、首都ダッカでは、過去5年で、場所によっては20倍以上の値上がりを記録しています。経済の中心地はダッカ市になり、他の地域からダッカに人が沢山集まり、今では2000万人以上の人口抱えているダッカ市。そのうち、まだ91%の人たちは、賃貸アパートやマンションに住んでいる状態です。
需要が供給を上回る限り、不動産評価は下落しませんし、長期的にバングラデシュ不動産はまだまだ上昇することが推察されます。
バングラデシュは、現時点でも、人口密度世界一の国ですが、2050年までに2億5千万人に増える見込みです。人口が増えると、住むための土地が必要になり、更に、国の経済が伸びて、国民の収入も増え、安定雇用が生まれると、銀行からローンも組み安くなります。でも、土地は増えていないので、土地の値段上がりほぼう間違いないと言われています。そもそも売る人より買える人が多ければ土地の値段は必然的に上がることになりますね。
更にバングラデシュの不動産ビジネスの利点として、アジアのほとんどの国で土地売買されているのは、定期賃貸権ですが、バングラデシュでは、外国人にも、現地に法人格を持つことを条件に、所有権を持つことが許されています。日本人は土地=自己所有に拘る人が多いので、所有権を得られるのは、とても大きなメリットだと思います。
バングラデシュ不動産投資の収益モデルは主に3つに分けられます。
1.土地投資(キャピタルゲインCAPITAL GAINタイプ)値上がり率が高いところ選び、土地を購入し、更地のまま数年後売却する。
2.土地を購入しマンションを建設して部屋単位で売却する。
3.更地を購入し、マンションを建設して部屋賃貸に出す。毎月のインカムゲインと将来売却時の値上がり益との両方を得る投資。
もちろん、すべての場所が値上がり率が同じではないので、実際に投資する際にはご留意ください。
今回はここまで!また次回、回答の続きをお送りします。
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